2001/07/21(sat)　大潮

　釣れなかった。昨日の話である。波はざわつき、水面を渡る風も涼しかった。以前であれば必釣のパターンである。にもかかわらず釣れなかった。なぜか？熟考。

　ふと。kosukosuと一緒に行ったからではなかろうか？一人だったら釣れていたかもしれない。いや釣れたに違いない。そんな気がしてきた。となれば実証あるのみ。

　と、その前に今日は奥さんと葛西臨海水族園へ。海の偉大さを体現したマグロの回遊に感嘆する。心はしばし黒潮の中へ。しかし、スズキの当歳魚を見たとたん、再び荒川にトンボ返り。

　いったん家に帰ってから、あきれ気味の奥さんを残して、ポイントに向かう。まずは昨日と同じく荒川河口へ。今日も満潮に強風と、条件も同じだ。さあ、これで誰のせいだったかはっきりするぞぅ。

　自分のせいでした、すみません。今日も釣れず。もう一度考え直してみると、昨日kosukosuが言っていた、「この時期、塩分濃度が下がるソコリが良いのでは」との意見が正しいように思えてくる。下げていれば、ゴロタからキャストができて、沖めが狙えるところも良いのかもしれない。

　意気消沈の中、家路に着く。帰りがてら、ホームページに使う左近川水門の写真を撮る。で、撮っている間に本当はここが良かったのではなかろうかと思いはじめた。ここだったら釣れたかもしれない。いや釣れたに違いない。そんな気がしてきた。となれば実証あるのみ。

　いやぁ、ポイントの写真が撮れてよかった。なにせ今日はそのために来たんだからな。釣りはついでだ、ついで。

　もう、涙も出ない。

No-Fish