2001/07/27(fri)　小潮

　今夜は奥さんが合コンで帰りが遅くなると言うので、旦那はいそいそと河口に繰り出した。久々の夜釣りである。ちなみに人妻が合コンに参加してよいかどうかについて、ここで論ずることは避けたいと思う。

　さて毎度のごとく自転車をこいで荒川河口にたどり着くと、先回ほどではないにしろ、けっこうな風が吹いている。今日は日中もそれほど暑くなかったところにきて、風、それも北風である。涼しい。数日前までであれば天国のように思えただろう。しかし、今日に限って言えば涼しすぎる。いや、半ズボンにウォーターシューズでは寒い。身も、釣りも。

　途中、4人組の先行者が帰りがけに声をかけてきた。女性だった。cafeでは女性部員募集中しています。
　♀　　　「どうですか？」
　yoich　「ぜんぜん。」
　♀　　　「やっぱり、だめですよね。」
　そのときはお互い釣果なしという会話のように考えていた。しかし、いざこうして文章にしてみると、僕の釣りに対して意見されていたようにも思えてしゃくである 。さらにシチュエーションを「とある一室」に置き換えてみると、「日本男児たるもの、このままおめおめと引き下がっておられようか」とまで言いたくなる。別に置き換える必要などないのだが、釣れないとどうでも良いことまで書かずにはいられない。

　結局、22:30から25:00まで粘ったが、一度カウントダウンで当たりらしきものがあっただけ。RAPALAも2ロスト。いまや連続ボウズとルアーロストについては、イアン･ソープなみに記録更新中である。ウルトラ・ショック！（だと思っていた）

　傷心のうちに帰宅すると奥さんはすっかり眠り呆けていた。合コンの結果は聞けずじまいである。

No-Fish