【嗚呼!!花の応援団】

date

2002/04/14(sun) 大潮

point
葛西(左近川水門)
report

 昨日はcafeの大会だったのだが、土壇場でキャンセルしてしまった。すると、こともあろうに出席者全員が釣れたという。やっぱりね...頼むよ、おい。

 でも皆が釣れたんだったら、もしかして。と、カオス理論を駆使した結果、毎度の荒川に釣りに行くことにした。中国で蝶が飛ぶよりは近かろう。とにかく、今日の行き先は、この間釣れなかった河口を避けて、左近川水門に決めた。しかも、密かに戦略を練っての出陣なのだ。

 左近川水門はマリーナからの出入り口になっているだけあって、ミオ筋はかなり水深がある。もしかすると、ここの底のほうに魚がついていたりしないか?案外、ボートフィッシングみたいにバーチカルで釣れたりして。というわけで、今回はメタルジグを準備。ちょっとだけ気弱になって、ジグヘッド+ドジョウ型ソフトルアーも準備しちゃたのだが。

 さて現地に着くと、なんだかにぎやかである。釣り人かと思いきや、いささか趣が異なる。群れていたのは高校生。なんでも体育祭の応援の練習とかで、水門をはさんで、白組と赤組が声をはり上げている。おお、青春。でも、応援団の8割がたが女の子というのはなんたることか。色に例えるなら黒だった、自分の高校時代を思い返し涙ぐむ。

 ちなみに今日は釣り人も多かった。鼻の差で水門ポールポジションは他人の手に渡り、せっかくの戦略も試すことなく下流に回ることになった。そうこうしている間に、後から来た釣り人が続々と割り込み、挙句に勘違い気味のウェーダ小僧まで出没し、水門周りはとんだ賑わいとなる。よっぽど釣れるのか、このポイントは。

 いやいや、そんなことはありませんでした。熱烈な白組の応援を背負って、手を変え品を変え、投げに投げたが、あたりなし。ごめんな、白組の諸君。でも、もしかして、赤組のほうがよかったかも。

 17時からはじめて、20時ごろあきらめた。だが高校生たちは、まだ練習をしている。ああ、青春。くえっ、くえっ、くえ〜。

result

No-Fish

photo
なし

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