【番外編 『葛西用水爆釣』】

date

2002/09/15(sun) 小潮

point
越谷(葛西用水)
report

 土曜日の午後、cafeの掲示板を覗くと、板常連のつかやん氏の書き込みが目に飛び込んできた。

 「3時間で40尾

 何ですとぉ!しかも、本文がの始まりが「つかやんも・・・」である。「も」って何、「も」って。まさか。

 おそるおそる一つ前の書き込みを見ると、kosukosuによる、さらに衝撃の書き込みがあった。

 「4時間で62尾

 62尾!?kosukosuのことだから、両手の指を越えたあたりから、ちゃんと数えられたか怪しい気もするが、それでもたくさんには違いない。これは放ってはおけない。「この週末にガイド希望の方は、携帯まで連絡ください 」とお誘いの言葉もあるし、行っちゃおうかな。と思っているところへ、当の本人から電話が入った。バイトしたら即合わせを入れられた感じである。で、行くこと決定。

 まだ明けきらぬ日曜の朝。眠たがるrokoにマックスをけしかけ、何とか布団から引きずり出すと、そのまま一路、越谷へ。前日約束した7:30、北越谷の駅前でkosukosu+norikoko+sanaと落ち合い、本日の目的地、葛西用水に向かった。

 葛西用水は、民家の裏を流れる、「こんなところで釣れんの?」と思うような小さな水路である。まあ、ポイントの詳しい解説は越谷店に任せることにして、とにかく釣りをせねば。何せ40尾であり、62尾である。これを聞いて、rokoに「絶対釣れるから」と安請け合いをしてきたのである。自分でも1年半ぶりのバス釣行にして、もう釣れた気になっているのである。しかし、昨日kosukosuがいい思いをした場所には、先行者がいた。と思ったら、この人がつかやん氏だった。挨拶をし今日の状況を聞くと、既にスレてきているとことだった。kosukosuっ!何ちゅうこと、何ちゅうことを!

 まあ、kosukosuを責めていても始まらないので、少し下手に移動して竿を出すことにした。それにしても、久しぶりのバス釣りである。「小さめのルアーでノーシンカーがいい」と教えてもらったので、それなりのフックをセットしたのだが、ルアーを何にしたら良いか決められない。結局、タックルバッグをかき回して、たまたま掴んだロボリーチ(だったっけ?)をつけてみた。だが忘れていたのである、ロボリーチが浮くことを。最初の1投、着水と同時にルアーはぷかぷかと流されていった。あらら、これじゃ釣れないじゃん。と思っていたら、水中で魚体がヒラを打ち、竿先がクンと引き込まれた。フィーッチュ!魚が小さいから、あっという間に寄ってきてしまう。でも釣れた。うれしー。テクいらず。

 この後も、けっこう簡単に釣り続け、なんと2桁までに至った。ただ、前日よりはだいぶ釣りにくくなっているようである。同じルアーで釣れるのは1尾か2尾で、 あっという間にスレてしまう。場末のキャバレー並である。行ったことないけど。ほんと。

 さて、今日のもう一つの目的は、rokoにも釣らせるところにある。それまで入っていたところは足場が悪いので、川岸の遊歩道からでも釣れるポイントに移動した。そこで、ルアーの動かし方を教えながら、今か今かと魚を待つ。ところが、これがなかなか来ないのだ。こんなチャンス、めったにないのに。自分で手が出せない分、よけいにフラストレーションを感じる。足下につながれていたマックスも、主人の苛立ちが伝わるのか、やたらに吠える。もう川に入って針に魚をかけてこようかとまで思った頃、ようやく待望の1尾がヒットした。roko、初釣行にして初釣果。その後もぽつぽつと釣果を伸ばし、この日4尾を釣り上げた。

 結局、この日の釣果は4人で35尾。爆釣である。わーい。ま、場所は越谷だけどさ。あ、そうか、葛西用水だ。よし、明日から葛西用水店に店名変更だ。年内にシーバスが釣れなかったらね。

 帰りには、kosukosuの家でnorikokoのスパゲッティをご馳走になり、sanaのアクロバットはいはいを見せてもらって、満腹満足で家路についたのだった。

result

kosukosu 11尾
norikoko 5尾
roko 4尾
yoich 15尾

photo
roko最初の1尾 初のバス釣りにして初釣果
yoich最後の1尾 本日最後の釣果

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