【番外編 『カフェで一息』】

date

2001/08/25(sat) 小潮(関係ないか)

point
山梨(ホリデイロッヂ鹿留)
report

 久々にcafeの大会に参加することにした。と言っても今回はおきらくごきらく、ウゴウゴルーガな管理釣り場でのマス釣りである。BBQあり、ビアサーバありなのである。その上、参加者11名の内、女性が4名(ただし、いや、とにかくうちの奥さん含む)なのである!ここのところのボウズ続きで傷ついた心を癒すには、まさにもってこいではないか。

 場所は鹿留である。当初予定していた恩方は、直前の台風で一時閉鎖になってしまい、あわや延期かというところで、土壇場の行き先変更である。事務局の方々、ごくろうであった。

 この鹿留、山間ながら明るい雰囲気でくつろげたのだよ。特に今回は貸しきりエリアだったので、さらにのんびり度アップである。たまには塩気のないところで釣るのもよいな。

 さて今回は30分1本勝負の数釣り大会である(我が家が遅刻していったので1本勝負になったのだが)。その上、開始直前に魚も入れてもらった。これは釣れすぎても毎日ニジマスだけ食べるわけにも行かないし、困ったな。などと心配している間に大会開始である。よーいどん!そこここで竿がしなる。皆、ビジターである。うちの奥さんも魚をぶら下げている。しかしトーナメンタはにこやかな面持ちで、女性陣の釣れた魚をはずしてあげたりしたのである。よかったね、釣り楽しめた?そう、じゃあ、今度は僕たちが釣るからね。しょせん管理釣り場である。トーナメンタの誰もが、そう思っていた。

 5分、10分と時は進む。魚は思いのほか早々とスレてしまい、なかなか喰わない。釣れたgakuを除いて、はじめは大人の態度だったトーナメンタが次第に低年齢化していった。

 15分が経ち、20分が過ぎる。そこここで切迫した空気が漂い始め、トーナメンタは移動やらルアーチェンジやら、小学生並みの落ち着きのなさである。あっ、きた!きましたよ、ようやく1尾。ミノーから替えたスプーンにきた。管理釣り場でもボウズかと心の中に広がった暗雲は、台風一過の空のように晴れ渡っていった。

 時計の針は25分を回った。 「つれないでちゅ〜!」 まだ釣れていないトーナメンタは、もはや幼児と化していた。しかしこんな山奥までお迎えに来てくれる幼稚園バスはない。引率して帰るのもたいへんだなと心配をしていたが、さすがにここからしぶとさを見せた。最後は残り1分の瀬戸際で、kosukosuが面目の1尾を上げてゲームセット。たぶんオムツの中はびしょびしょだったに違いない。

 大会も無事終了し、あとは楽しいBBQである。ただ一つだけ気の重たいことがあった。過去、管理釣り場で食べた経験からして、ニジマスはあまり口に合わないのである。しかし釣った以上、食べないわけにも行かない。義務感にかられ、焼けたニジマスを口にする。一瞬、あの土臭いようなにおいが鼻をつく。だが口に入れてしまうと、おや、美味。ここのニジマスはうまいのだ。さらにtake特製のタケヤミソ(仮称)を塗ってホイルに包んで焼いたら、さらにおいしいのである。満足。

 帰りには温泉にもつかり、疲れも癒して帰路についたのだった。

result

ニジマス 多数、イワナ 3尾

photo
なし

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